I 様
母から息子へ
お揃いの指輪
主人の母の婚約指輪をサプライズリモデルしました。母のやさしさからはじまった、わが家のマリッジストーリーです。
- 結婚が決まった当初、婚約指輪はなしの予定だった私たち。
でも主人の母が、もうサイズが合わなくなったからと父からもらった婚約指輪を譲ってくれました。
うれしくてすぐにつけてみると、私の薬指にぴったりでさらに感激!
それからは「このダイヤをつぎは私の娘やお嫁さんに…」と楽しい想像をふくらませたりもしていました。
ところが主人はサプライズで婚約指輪を用意してくれていて。
そうなると母のダイヤまで身につけるのが何だか申し訳ないように思え、せっかくなので今の母に似合うリングにリモデルしてプレゼントしようと思いました。
リングのデザインは、主人と私のマリッジとおそろいに。
中央に母のダイヤを入れ、少し石を足してゴージャスにしつつ普段つけても派手すぎない感じに仕上げました。
そして内側には、家族みんなのイニシャルの刻印を。
いざプレゼントの日。
ちょうど父と母の結婚記念日と私たちの記念日が近いこともあったので、家族みんなでごはんを食べようと誘い、その席で私から母の手へ。
母はとても喜んでくれて、父も自分が贈ったダイヤが新しい指輪になって何だかうれしそうでした。
「マリッジ」って
“結婚する”という意味だけでなく、
“たくさんのものがひとつになる”という意味もあるのだそう。
主人と私と母のおそろいマリッジ。
それは父のダイヤと家族のイニシャルが入ったファミリーマリッジ。
すべては私という新たな家族を迎えたあの日の母のやさしさからはじまった、わが家の幸せなマリッジストーリーです。